ホーム フォーラム フォーラム 高度利用型地区計画における容積率緩和要件について 返信先: 高度利用型地区計画における容積率緩和要件について

#4151
一般会員
(福島市)

質問①について
福島市では高度利用型地区計画として、再開発等促進区地区計画を定めており、容積率を緩和しております。
容積率の加算方法は以下のとおりです。
地区計画上の公共施設の整備や都市構造上のバランス等を勘案し、基礎容積率を500%と定め、その他の市域貢献による加算容積率を500%と定め、その他の地域貢献度によって加算しております。
1.市街地環境の整備改善への貢献 
 公共空地等の整備 
・ ポケットパーク、歩道上空地等の公開空地(敷地面積の概ね30%と想定)を整備する事で、ゆとりある都市空間の形成と歩行者の安全性の確保が図られるため「福島県総合設計許可要綱」に準じて算定し、50%の加算とした。

2.優良なコミュニティの創出・文化の創造への貢献
まちのにぎわい創出
・ 多目的ホール、ギャラリー、コミュニティホール等を配置することでにぎわいの創出が図られ良好なコミュニティが図られることから、グロス床面積に相当する容積率を加算する。ただし、使用用途の担保性や配置階により、にぎわいや、利用しやすさ等評価が異なるため、上限を20%とした。
・ 都市型住宅を適正な供給を図ることにより、都心部の空洞化等の抑止が期待され、まちの賑わい確保が出来るため、10%の加算とした。
コミュニティ活動の場の整備
・ 各種情報の受発信機能を有する複合施設の整備によりコミュニティ活動の活性化が期待されるため、10%の加算とした。
・ 都心部に不足している公園や広場等の整備により、市民相互の交流や賑わいの創出が期待されるため10%の加算とした。
新たな文化活動の創造
・ 優良なコミュニティの創出やまちの賑わい性により、福島の都心らしい新たな文化活動の創造が期待されるため、10%の加算とした。

3.地域交通環境の改善への貢献
都心と周辺地域のネットワークの向上
・ 地区内に計画されている各種複合施設へのアクセスする地区幹線道路やコミュニティ道路の整備により、都心と周辺地区のアクセス性が格段に向上するため、10%とした。

歩行者の回遊性の創出
・ 各施設施設相互をネットワークするコミュニティ道路等の整備により、歩行者の回遊性の向上や安全性が期待されるため、10%の加算とした。

地域交通の改善
・ 公共的な駐車場や駐輪場等の整備を図ることで、都心地区内の交通環境の改善が期待されるため10%の加算とした。

4.その他の貢献
地域経済の活性化
・ 駅周辺における大規模な都市型複合施設の整備により、地域経済への波及効果が期待できることから10%加算とした。
・ 各種都市機能の複合によって、都心の魅力を高め空洞化の進展を抑制することが期待できることから10%の加算とした。
都市における諸活動の効率化
・ 駅周辺における低未利用地等の高度利用と利便性の向上により各諸活動の効率化が期待されることから10%の加算とした。

美観の配慮
・ 福島市の地域特性を生かした質の高い景観形成が期待されることから10%の加算とした。
以上の地域貢献度により500+50+60+30+40=680% としております。

質問②について
地権者や各関係機関との個別協議は行いましたが、まちづくり協議会や有識者会議のような検討会組織はありません。